今日、仕事終わりに、同僚と何気なく｢キャバレー香港｣の話になった。


丁度、万代3丁目3番6号にこの不気味なドーム型の建物は建っていたらしい。1970年から80年にかけて、萬代橋から新潟駅に向かう方向から左手に見えた異様なドーム型の建物は今でも多くの人の印象にのこる建物だったようだ。
　YouTubeに昭和42年ころの刑事ドラマのロケで新潟市が舞台となったものがアップされていたので思わずブログに書き留めてみた。昭和42年の我が町新潟市が舞台の映画かドラマだろうか。登場するのは、新潟駅から萬代橋たもとのその｢国際観光キャバレー香港など…｣46年前の新潟市が映っていた。なんと内部の様子も見ることができた。
　子供達の目にも当時からなんだか、怪しげな外観とサイケなネオンで、皆の目にその印象が焼き打ついていたようです。その怪しさ満載な内装を見てみたいけど、今は想像するだけと思っていたところだった。
　うちの親父は警官だったのでパトロールで中に入った事もあるようで、話には聞いていたものだ。その内装は、きっと｢京橋 グランシャトー｣に匹敵するほどの妖艶な内装に違いない…、想像するしかなかったのですが、今回その思いを解消できた。
　劇中の小林幸子のバニーガール姿もマニア（笑）必見というところだろうか？嘗ては、｢小林旭｣や｢笑福亭仁鶴師匠｣、｢由紀さおり｣など一流芸能人が訪れた。昭和40年ころが全盛でその後、1992年8月6日には新潟交通の運営でライブスペース｢新潟フェイズ｣がオープンした、その後ここも2007年には閉鎖された。（下記資料参照）
http://mono-gatari.com/hongkong.htm

今勤めている会社の周辺の鳥屋野潟もロケされていた。思いのほかなにもない、周辺が一瞬だけどみることができる。
それにしても｢国際観光 鳥屋野苑｣ってホテルは今ではどこにあったのか想像しにくい…。（鳥屋野体育館のあたりだとも言われている。）

　驚いたのは、新潟市青山の私が免許取得した自動車学校｢新潟文化自動車学校｣がみることができたこと。
資料写真を見て比べていただけると変化の様子が見て取れる。

上下記 新潟市青山旧116号線

　周りには、建物がまったくなく、学校も平屋の車庫のようなたてもののみ、走っている車も時代を感じることができる。
116号線わきの住宅も道路拡張や開発で立ち退き、どこかへ移転したのだろうと、想像できる。たった46年の歳月でここまで町が変化する日本は少しせっかちじゃないかな〜と思ったりした。