まず、｢セカンドライフ｣とはなんぞ？と思う人も多いかと思う。
Second Life（セカンドライフ）は、3DCGで構成されたインターネット上に存在する仮想世界で、土地、仮想通貨、アバターをつかって、様々な行動をする世界。
ゲームではないところが、昨今の過疎化の原因ともなっているとも言える。
目的もきっかけもすべて制限はなく、お店をはじめたり、不動産業を始めたり、グループを作成したり、自由度が高い分、より敷居の高い状況ともいえる。始めるには無料で始めることができ、512sqm(平方)までであれば無料で所有することができ、土地の広さに合わせて土地に置けるものの数が決まっている。より広ければ広いほど自由度は増します。私は、7888spmの土地を所有しているが、島一つを運営する場合、月2万から3万ほどの維持費で、初回費用は20万円ちかくになる。（高い！）個人ではなかなか難しいかもしれません。島の広さは65,536spm。
そんな、仮想空間セカンドライフですが、最近は人気が無い、私自身もツイッターやフェイスブックばかりやっている。久しぶりにログインしてみるとさまざまな変化を見ることができた。
コンピューターにおいてメッシュとは計算格子（computational mesh）とも呼ばれ、コンピュータを用いて計算を行う際に、データを取る最小の単位のことをメッシュと呼ぶ。3DCGのモデリングにおいては、ポリゴンメッシュやポリゴンといわれている。
現在、セカンドライフ内にてモデリングをする場合、より繊細で細かな造形を作成することが可能。作成する手順としては主に｢ブレンダー
｣など外部ソフトを使用、同時にそこに張り込むテクスチャーも｢Photoshop｣などで作成する。
データをCOLLADAファイル形式で作成、セカンドライフにアップロードして完成。最近は、アバターの動きに合わせて、｢リグメッシュ｣を作成するとメッシュ製衣類はその形を自然な衣類のようなアニメーションを加えることが可能で、作ることができる。
Second Life にメッシュをインポートできると、より詳細で、複雑で、リアルで、クリエイティブなオブジェクトやアバターを利用できることになる。デザイナーは、インワールドで使うアバターや他のオブジェクトを、これからは外部のソフトウェアツールを使ってデザインすることができる。
早速自分のアバターもメッシュボディーに変更してみた。
試行錯誤の結果、頭部のみをメッシュに変更した。
比べてみると分かるとおり、顔の造形の違いは一目瞭然、あとは頭と合わせてボディーの色を自然につながるようにPhotoshopでペイントした。
私がなぜ女性アバターかというと、女性目線の世界も仕事上勉強するためと、男性アバターがどうしても気持ち悪くていやだから。
（図の参照1）

男心としてはキレイな女性の方がいい。
この頭部実は、本来のセカンドライフ標準の頭部に透明のテクスチャーを皮膚にして完全に不可視にして、メッシュ制の頭部を衣類と同じように着用しているだけ。私が始めた頃のアバターとは見栄えが違う。見た目から入るデザイナーの僕には、久々にセカンドライフをまたやってみたくなるきっかけとなった。
（図2参照、上2007年、下2014年と右2009年）

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