僕ら日本男児も大好きなファーストフードの一つ、ホットドック。
ホットドック（英語: hot dog）とは温めたソーセージを細長いバンで挟んだサンドイッチの一種。好みに応じて、トマトケチャップ、オニオン、ピクルス、レリッシュ、サワークラウト、チリソースやチーズなんかもトッピングであります。
元々は、どこから発生した食べ物なのか、そもそもファーストフードに分類されるのか？
ちょと調べてみると面白いことが分かった。
元々は、19世紀アメリカでドイツ移民がアメリカに持ち込んだとされているようです。
名称の由来については「フランクフルトをダックスフントに見立てて『ホットドッグ』と説明文を添えた新聞漫画から広まった」、「当時、犬の肉が入っているという都市伝説」など諸説あるようです。
シカゴでは、ファーストフードと言うよりも貧しい人々にとっての安くとれる栄養源だったようで、少し盛りつけが大きな物が主流だそうです。

↑写真参照
当初は、余った肉や安い肉で貧しい人々の貴重な栄養源として立派な食事だったものらしい。

ホットドックを広めた立役者の一人ホットドック専門とする屋台チェーン店をニューヨーク市で始めた、｢ネイサンズ｣（ネイサン・ハンドワーカー）が広まった要因の一つ。1916年より、毎年7月4日にニューヨークに於いて「ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権」が開催されており、2001年から6連覇を果たした小林尊などがとても有名ですね。

もう一つ、面白い宣伝広告として有名なものが、｢ウィーナーモービル (Wienermobile )｣有名ですね。1936年、オスカー・マイヤー社長の甥のカール・G・マイヤーにより初代ウィーナーモービルが作られから、現在にいたるまで町中を走っている。運転しにくそうだ（笑）

1960年から、家庭に一台の冷蔵庫をもつ社会の変化により、ソーセージ製造のオートメーション化と当時新しかった｢ダウケミカル開発のサラン素材｣を真空パックする出荷方法を開発。飛躍的に保存期間が延び、当時の家庭の食卓を助けた。
当時のアメリカ人は年間70本を食べていたと言うからこのこともうなずける。
この歌も有名ですね。

今では、日本を始め、世界にこのホットドックスタイルは広まっている。
アメリカが牛肉の絹挽きが主流のなか、日本では豚肉の粗挽きが多く、ドイツ式のソーセージが始めに伝わったことからそうであったようです。
30年前は、赤いウインナーにカレー風味のキャベツ炒めをパンに挟んだ物が主流で、喫茶店では、トーストに挟まれた物を｢ホットドック｣と呼んでいたようだ。
衣を付けて串刺しにしてソーセージを揚げたものは｢アメリカンドック｣と呼ばれていて、僕らの子供の頃は、魚肉ソーセージが入っていたような気がする。う〜ん、やっぱりうまいよね。